宮島管弦祭開催
投稿日:2023.08.01
平安絵巻を感じよう!
◆広島求人.comをご覧のみなさま、8月に突入に、猛暑が続いていますが、水分補給、適度にエアコンを使用し、
屋内、屋外でも対策を行いましょう。🧋
◆さて、宮島では8/3㊍管弦祭が執り行われます。
大阪の“天神祭”、松江の“ホーランエンヤ”とともに日本三大船神事にかぞえられる嚴島神社最大の神事です。
夕方、日が傾く頃に出御して夜半に還御となると17日ということになり、この頃は夜になってほぼ満月に近い月が昇り、瀬戸の海を明るく照らします。
絶好の条件が整うといいます。
◆嚴島神社の御祭神がお乗りになる御座船(管絃船)を造り、対岸にある摂社地御前神社までの海上を、
舳先の左右に篝火を焚き、艫[とも]に上げた4個の高張提灯、二十数個の飾り提灯などに灯りを灯し、
その灯火を暗い海に映しながら夕刻から深夜に掛けて瀬戸の海を渡ります。
御座船は、和船を三艘並べて一艘に船組をしますが、昔は大きな船を一艘使ったようです。
◆この船には櫓が六丁あり自力で航行しておりましたが、元禄十四年(1701)に御座船が地御前神社から宮島の長浜神社に帰る途中暴風雨に遭遇し、まさに転覆寸前!
その時、風雨を避けて錨を降ろしていた阿賀村の「岡野喜右衛門」の鯛網船と九州からの帰路、
嚴島神社に参拝する江波村の「古川屋伝蔵」は勇気ある行動で御座船を救助したといわれ、それ以来、阿賀と江波の両村が御座船を曳航して祭りが
行われるようになったと言い伝えられています。
◆提灯行列はどなたでもご参加いただけます。予約不要!
無料でちょうちんをお配りいたします。(但し、数に限りがございます)
ちょうちんはローソクで火を灯しますのでお子様には十分なご配慮をお願いいたします。
廿日市市の地御前神社を再び出御した御座船は、まず宮島の長浜神社(宮島桟橋より左へ徒歩3分・宮島中学校の手前)へ帰ってきます。
◆午後9時20分頃に篝火を焚いた御座船が江波・阿賀の漕ぎ船に曳かれ、漕ぎ手のかけ声や太鼓の音と共に長浜神社に到着。
そこで、お集まりの皆様に無料でちょうちんをお配りし御座船をお迎え。
到着した御座船は、雅楽を奏で3回廻った後、大元神社に向かいます。
◆その後、ご参加の皆様方はちょうちんを持ち、表参道商店街を通り嚴島神社へ向かいます。
※嚴島神社ではご本殿でお祓いをお受けいただきます。
しばらくすると、大元神社での神事を終えた御座船が還御されます。
ここが管絃祭の一番のみどころ、クライマックスです。
お帰りの船の時間を気にしながら是非ともご覧下さい。
なお、配布されたちょうちんはお持ち帰りいただけますので、夏の一大神事に参加された思い出にゼヒ😊。
その優雅な姿をドウゾご覧ください。👓
~詳細はコチラから👇
https://www.miyajima.or.jp/event/event_kangen.html